ライトコイン(Litecoin)もビットコインと同じように、インターネット上で取引される仮想(暗号)通貨のひとつです。
ライトコインを利用するためには、最初に自分のライトコインを保管するためのウォレットをインストールする必要があります。
ウォレットはライトコインの公式サイト(https://litecoin.org/ja/)から、PCのOS(Windows,Mac OSX, Linux)や携帯端末(アンドロイド、iOS)に対応したソフトを無料でダウンロードしてインストールすることができます。
ウォレットアプリを携帯端末にインストールしておけば、簡単に持ち歩くことができます。公式サイト以外でもウォレットを入手することができます。
ライトコインウォレットもビットコインと同様に、秘密鍵を入力してコインを入出金するためのアドレスを設定します。秘密鍵(フレーズ)を紙にメモしておけば、ウォレットアプリを消去しても復元することができます。
ビットコインと同様にアドレスは匿名で自由に作成することができ、名前や住所などの個人に結びつく情報を登録する必要はありません。
ビットコインの相違点と通貨の入手方法
ライトコインはビットコインのようにインターネット上でP2P方式で取引することができる仮想通貨です。
ライトコインは取引所で売買するか、採掘(マイニング)を行うことでも得ることができます。
ビットコインと異なる点として、新たなブロック生成の間隔が2.5分と短縮化された(送金手続きにかかる時間が4分の1に短縮)、発行される上限が8400万枚と4倍に増えたこと、マイニングで使用するアルゴリズムがs-cryptに変更されて、ASIC採掘機を持たない人でもPCで採掘ができるようになったことです。
日本の取引所でもライトコインを売買することができるので、誰でも簡単に入手することができます。
ライトコインはビットコインのように決済手段として普及していないため、現在は投資目的で取引が行われています。
それでもライトコインの方が送金手続きに必要な時間が短くて使い勝手の点で大幅に改善されているため、これから決済手段として普及する可能性が高い暗号通貨のひとつです。
ライトコインの採掘難易度はさほど高くないため、高性能PCを利用してマイニングプールに参加すれば稼ぐことも可能です。
PCでライトコインの採掘を行い、ビットコインに両替して換金することも可能です。