ビットコインの取引を行う方法は株式取引や為替取引を行う場合と大きな違いはありません。
取引所に口座を作り、自己資金を入金することで売買ができる状態になります。注意しなければならないのは販売所ではなく取引所に口座を作ることです。
販売所ではビットコインを販売しているだけなので売買は行えません。
また、ビットコインの取引に際して様々な手数料がかかることも忘れてはいけません。
口座作成および維持に関して手数料はかからないことが一般的ですが、売買を行うための自己資金の入金には数百円の手数料がかかります。
ほかにも自己資金として法定通貨ではなくBTCを入金する場合や売買によって増えたBTCをそのまま払い戻す場合は手数料が必要です。
取引を行う際にも取引手数料がかかります。
取引所によっては無料の場合もありますが、投資家の数が多く仮想通貨の流通量が多い取引所では売買を行うBTCに対して0.01パーセントから0.15パーセント程度の手数料が上乗せされることを覚えておきましょう。
加えて、レバレッジを利用する場合は0.05パーセント程度の手数料がかかるほか、スワップポイントを支払わなければなりません。
仮想通貨は株式よりもリスクがある
仮想通貨はもともとマイニングによって発掘するものでしたが現在は取引所による売買によって得ることが主流になっています。
そのため株式取引と同じように相場の変動に乗じて利益を出すことが可能になりましたが、株式投資と比べて高いリスクがあることに注意しましょう。
現状の仮想通貨市場は値動きが非常に激しく、株式市場のような値幅制限もないため勢いや憶測という実体がない情報によって際限なく変動します。タイミングを見計らって適切な価格で購入したはずの仮想通貨が数十分後には大きな損失を出しているということも珍しいことではなく、株式市場よりもはるかにリスクが高い市場になっていることは肝に銘じなければなりません。
特にレバレッジを利用している場合は損失額が数倍に膨れあがるのでより厳密なリスク管理の技術を持たなければあっという間に自己資金のすべてを失う可能性があります。
さらに仮想通貨の取引は単一の取引所ではなく複数の取引所で行われています。そのためアービトラージを行う機会が生まれていますが入金の反映に時間を要することがあるなどシステム面で確実性に欠ける面があり予想外の損失を被る危険性も考慮することが求められるのです。