モナーコインは日本で開発された暗号通貨です。
ビットコインも、開発者の名前には日本人らしいものが使われていますが、実際のところは分かりません。
しかしモナーコインは巨大掲示板サイトを発祥とする、紛れもない日本発の暗号通貨なのです。
通貨記号はMONAであり、これは生みの親ともいえる掲示板サイトのキャラクター・モナーからとられています。
2014年1月1日に正式リリースされて以来、モナーコインは日本のみならず、世界中で取引が行われています。
登録は簡便化されており、匿名性も高いものです。
そのため、ビットコインよりも気軽に始めやすいのも特徴です。
そしてマイニングと呼ばれるコイン獲得に関しては、独自のアルゴリズムが2015年に導入されました。
これによりビットコインにおけるマイニングと併用できていたものが、まったく通用しなくなったのです。
一方、新アルゴリズムによって、データ処理はより迅速化しました。独自の方式が採用されたことで、モナーコインの独立性は、より高まっています。
それは、独特の取引にも現れているのです。
取引できる現場とコインの取り扱い
どれほど優れた仕組みを持つ暗号通貨であっても、実際に取引されなければ価値はありません。
ビットコインにおける信頼度は、その圧倒的なシェアにより担保されているのです。モナーコインの場合、日本独特の事情を踏まえつつも、比較的活発なやり取りも行われています。
巨大掲示板発という出自もあり、アニメやマンガ、ゲームといったサブカルチャーとの相性は良好です。
そのため、デジタルコンテンツを中心とする同人アイテムでの活用が、広く行われています。
デジタルショップのみならず、同人即売会での導入実績もあり、様々な試みが実施されているのです。
さらには、無料公開されているコンテンツに対して、報酬代わりにMONAが進呈されることもあるます。
他にもモナーコインによるスマートフォンの修理や、オークションを運営しているサイトも存在しているのです。
そして現在、他の暗号通貨と取引できる場所もあります。
モナーが描かれているイメージは、外国人にも覚えやすく、浸透に一役を買っています。
マイニングも毎日盛んに実行されていますから、これからも独特の地位を築いていくことは間違いありません。